9月12日 ヤンマースタジアム長居関カレに続きインカレでも4継3連覇達成! 400mリレー(4継)で関カレ、インカレのダブル3連覇。39秒15、2位の法大とは0秒08差だった。学生記録の更新はならなかったものの僅差の勝負を勝ち取った4人は、レース後お互いをたたえ合うように抱き合った。▲レース直後に中大の校旗を掲げる選手たち 昨年のインカレ同様、勝負はアンカー女部田祐(法4)にバトンが渡ってから動いた。法大に先行を許し、アンカーへ。最後を託された女部田は、みるみるうちに前を追い抜き、ラスト約20mで逆転。観客はエキサイティングなレース展開に沸く中、女部田は勝利を確信し笑みを浮かべながらゴールラインを駆け抜けた。 すぐに駆け寄る3走の猶木雅文(法4)と熱く抱擁を交わし、インカレ3連覇の重みをしっかりと噛みしめてから、インタビューに向かった。女部田は3日前に発熱もあったという。コンディションが整わない中で生きたのは、層の厚さだった。個々の力が強いチームは、普通はまとまりにくい。しかし中大は「個人の活躍を認め合い、お互いの信頼性がある」(女部田)。 層の厚さを物語る1つの例は、1走の諏訪達郎(法3)と2走の谷口耕太郎(経3)。2人は7月のユニバーシアード競技大会4継で金メダルを獲得し、中大に戻ってきた。ユニバの場で共にバトンを繋いだのは、法大の大瀬戸と長田。中大と法大に2人ずつユニバのメンバーを抱え、学生の世界トップレベルのレースが展開されたインカレで優勝を飾った意味は大きい。 目玉競技の1つである100m決勝では、中大から川上拓也(法2)が駒を進めていた。桐生(東洋大)、大瀬戸と長田の法大コンビの前に「勝ちを意識しすぎて全然自分の走りができなかった」。昨年の予選落ちから飛躍をとげたものの、決勝では納得いくレースができず悔しい結果となった。▲悔しそうな表情を浮かべる川上拓 ◆試合結果
110mH予選1組⑦白田耕平(経4)14秒49
200m予選1組①猶木雅文(法4)21秒19
5組③日吉克実(文2)21秒50
6組①谷口耕太郎(経3)21秒26
800m予選1組⑥山本健太(商2)1分55秒63
400mH予選2組①田辺将大良(法3)50秒83
3組⑥松本健志(経4)52秒89
5組④坂梨雄亮(経2)52秒49
100m決勝⑦川上拓 10秒53
4×400mR予選4組②中大(魚野翔太・文1→北原拓朗・商4→川上真弥・経4→横山直広主将・経4)3分8秒31
4×100mR決勝①中大(諏訪→谷口→猶木→女部田)39秒15
写真・記事:「中大スポーツ」新聞部
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