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Channel: スポーツナビ+ タグ:中央大学
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陸上競技部・東京箱根間往復大学駅伝競走予選会

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10月17日陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園8位通過で87年連続90回目の箱根路へ▲町澤は予選通過が決まった瞬間しゃがみ込んで喜びをあらわにした 来年もまた赤い襷が箱根路を駆け抜ける。3年連続で予選会を戦った中大だったが、今回もしっかりと出場権を獲得した。87年連続90回目のハコネだ。Wエースの德永照(経4)と町澤大雅(法3)がタイムを稼ぎ、終盤で失速する選手が多かったものの10個の出場枠に入った。 「厳しくなるとは思っていた。上位通過校でも安心して今日を迎えた大学はないはず」(浦田監督)。予選突破校のボーダーが昨年から約2分上がる高速レースとなった。藤井寛之主将(経4)がエントリーを外れ、三宅一輝(法4)も欠場する中で迎えた予選会。朝から小雨でいいコンディションの中スタートの号砲が鳴った。▲18㎞過ぎ、金森(拓大)、山口(創価大)と競る徳永 レース序盤からD.M.キト二ー(日大)が独走を始める中、徳永と町澤は2位集団についていく。「後半に追い上げるプランで臨む大学が多いが、うちは前半から飛ばした方が持ち味を発揮できる選手が多い」(浦田監督)という言葉通り、前半から勝負にでた。10km通過時点で首位の順大と1分10秒差の2位と好位置をキープする。しかし、鈴木修平(法3)と新垣魁都(理工3)を中心とした集団走が徐々にばらけ始める。公園内のアップダウンにも苦しみ、ペースを落とす選手が増えた。15km通過時点で6位、17.5km通過時点で8位と最後までもつれる。最初にゴールしたのは徳永。「後半10kmのほうが体が動いていた」(徳永)と最後までペースを落とさない。金森(拓大)とのラストスパートを制し、総合4位で堂々の日本人1位でのゴールとなった。終盤でやや失速した町澤が15位でフィニッシュ。長距離に強い相馬一生(文3)がチーム3位の44位、鈴木、新垣と松原啓介(文4)までが100位以内でゴールした。1年生で唯一の出走だった堀尾謙介(法1)は127位だった。重要な10番目のゴールは市田拓海(法3)の192位とやや失速した。10人の通過は12位だった。 結果発表が始まると選手・スタッフに緊張が走る。次々と常連校が呼ばれていくが、中大はなかなかコールされない。昨年の7位でも呼ばれず、焦り始めたその時、「8位 中央大学」が昭和記念公園に響き渡った。初出場を決めた東京国際大にも劣らぬ大歓声。その瞬間、町澤はその場で倒れながら喜び、新垣の目には涙があった。◆試合結果④ 59:17  徳永⑮ 59:55  町澤㊹ 1:00:38 相馬 71 1:00:55 鈴木 88 1:01:12 新垣 94 1:01:17 松原 127 1:01:40 堀尾 130 1:01:42 渥美良明(経3) 187 1:02:26 竹内大地(法2) 192 1:02:30 市田(ここまでがチームの順位に反映) 212 1:02:43 小谷政宏(経4) 232 1:03:10 谷星輝(理工3)◆大会結果①日大 10時間06分00秒②帝大 10時間07分20秒③日体大 10時間07分37秒④順大 10時間07分58秒⑤神大 10時間08分01秒⑥拓大 10時間08分36秒⑦法大 10時間11分03秒⑧中大 10時間11分32秒⑨東京国際大 10時間11分41秒⑩上武大 10時間12分04秒記事・写真:「中大スポーツ」新聞部

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